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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』

ミュージカル
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』
Based on the motion picture Once Upon a Time in America (courtesy of New Regency Productions, Inc.) and the novel The Hoods written by Harry Grey.
脚本・演出/小池 修一郎


主な配役

ヌードルス 望海 風斗
デボラ 真彩 希帆

マックス 彩風 咲奈
ジミー 彩凪 翔
キャロル 朝美 絢
シュタイン 舞咲 りん
ファット・モー(壮年期) 奏乃 はると
院長 早花 まこ
ハバナの女S 沙月 愛奈
アン 千風 カレン
司会者 千風 カレン
社長 透真 かずき
執事 透真 かずき
コックアイ 真那 春人
Angel 笙乃 茅桜
宝石店店主 久城 あす
サム 煌羽 レオ
ジュリー 杏野 このみ
ペギー 愛 すみれ
フランキー 桜路 薫
アシモフ 天月 翼
チャン・ラオ 天月 翼
ファット・モー(少年期・青年期) 橘 幸
シュワルツ 真地 佑果
専務 真地 佑果
アイエロ警部 真地 佑果
ジョー 叶 ゆうり
ミッキー 叶 ゆうり
ニック 綾 凰華
ベティ 星南 のぞみ
バグジー 諏訪 さき
ダニー 諏訪 さき
タチアナ 野々花 ひまり
エヴァ 彩 みちる
ナタリー 希良々 うみ
ドリス 羽織 夕夏
トニー 眞ノ宮 るい
パッツィー 縣 千
エミリー 潤 花
ドミニク 彩海 せら
バーバラ 花束 ゆめ

トップコンビの退団、発表されちゃいましたね><

予想はしていましたけど、もしかしたら、もう1作くらいやるかな?という淡い期待もあり、ニュースが飛び込んできたときはショックでした。
宝塚というのは、大体、スケジュールが決まっているので、コンサートやったり二番手が全国ツアーやったりすれば、退団は見えてくるのですけども。

東京公演も始まりましたね。
心配事もありますけれど、どうか劇団の皆様も観客の皆様も、無事にラストまで突っ走ってください。
チケットとれなかったので、悔しいけれど、遠くから祈念しております。

まさかまさかのチケットゼロです。
これまで、チャレンジしてきた宝塚公演は、抱き合わせ販売も含め、ここまでとれなかった公演は記憶にないです。
でも、ありがたいことに、大劇場公演千秋楽のライブビューイングを観ることができました。

日比谷で観たのですが、ほぼ満席。
最初は音が大きすぎて戸惑いましたが、じきに慣れました。
ブルーレイの発売を待たずに大画面で観られることは非常にうれしいことなのですが、やはり生とは違いますね。
生で観ることのすばらしさを改めて感じた次第です。

中継なので、カメラが映すものしか観られないんですよね。
雪組ファンとしては、真ん中も観たいけど、端っこも観たいの!
そんなジレンマにかられつつ、お芝居、楽しみました。


「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は、1984年に公開された、セルジオ・レオーネ監督によるギャング映画。凄まじい勢いで変貌を遂げる20世紀のアメリカ社会を背景に、主人公の少年期、青年期、初老期という3つの時間軸を交差させる緻密な構成、サスペンス的な要素も織り交ぜたドラマティックな展開が熱狂的ファンを生んだ傑作です。数多のミュージカル作品を生み出してきた小池修一郎の脚本・演出により、確かな実力を備えた望海風斗を中心とした雪組が、この作品の世界初のミュージカル化に挑みます。ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年達が、ギャングとして成りあがって行く過程で育む友情と絆、恋を中心に、その後の悲劇的顛末までをノスタルジックな情感で描き上げる、新たなミュージカル作品の誕生にご期待ください。 (公式より)  



公式サイトにはこんなふうにあります。
この映画は大好きな映画なのです。
私はマフィア映画が大好き。
その中でもこちらは、映画館まで観に行くほど好きでした。
ロバート・デ・ニーロも好きでしたし、デボラの少女時代を演じたジェニファー・コネリーの美しさに圧倒されました。

この作品を、小池先生が演出すると知り、やはり私は小池先生と趣味が合うなあとしみじみ思いました。

そして、ヌードルスを演じられるのは、望海風斗さんしかいません。

ポスターを見たときに震え上がりました。
映画の世界観にぴったり!

この色気、哀愁、たまりません。

真彩さんのデボラも雪組の男役たちも、かっこよくて、しびれました。

映画は、敢えて見返すことなく、宝塚版を楽しもうと思いました。

小池先生の演出ですが、いい意味で、小池先生らしくなくて、よかったです(^^;。

知らない時代の話なのに、たまらなくノスタルジーを感じる。心に突き刺さる。
観ながら、胸が切なくて苦しくて。

この作品、ピンとこない人も多いみたいなんですが、私は映画が好きなせいか、どのシーンでも、ズキズキしました。

宝塚風に、マイルド演出になっていますけど。

お芝居がすごくいい分、歌がちょっともったいないかなあ。
リピートすれば覚えられると思うのですが、歌があまり印象に残らず。

歌うまコンビなので、そこはもったいないと思うけど、お芝居がよすぎるので、満足です。

冒頭から、私が好きな眞ノ宮るいさんと星加梨杏さんが出てるしね(≧▽≦)。
だからこそ、生で観たかったよぉ~。

生で観たかったといえば、一幕ラストもね。
デボラに振られたヌードルスが赤い薔薇の中でたった一人・・・。

哀しいけど美しい。

ここは、宝塚の圧倒的勝利ですね。
映画だとデボラにひどいことをしちゃうんで;;

ヌードルスを演じきった望海さん。
歌も演技も美貌も言うことなしです。
老けてからの演技も、おっさん過ぎずかっこよさを残していてよかった。
デボラと幸せになってほしかったけどね。

デボラ役の真彩さん。
女優役、似合ってますよね。彼女も、北島マヤ系。
化ける人ですね。
正直、少女時代は、ジェニファー思い出してしまい、ちょっと田舎っぽいなあと思いましたが、大人になってからは、
女優としての貫禄が出てきてました。

マックス役の彩風さん。
映画のマックスは嫌いです。
演じる俳優さんも苦手な顔で、何を考えているかわからないし、結局、諸悪の根源みたいな感じがして。
でも、ヌードルスに対して友情と愛憎といろいろ感じ、こじらせていたんでしょうね。
彩風さんのマックスはかっこいいので、新鮮でした。
そして、老けてからの彩風さんも、落ち着いた演技でよかった。
宝塚のマックスは、二幕でも、憎み切れないキャラになっているけど、今、映画を観たら、映画の中のマックスを好きになれるだろうか。
彩風さん、演技もうまくなってるし、かっこいいんだけど、どんな役がベストなんだろう?
望海さんが退団した後が、少し心配な私です。


ジミー役の彩凪さん。
なかなか出てこなくて、イライラしましたw
組合のリーダーで、いい人を演じつつ、実は狡猾な人間で、最後は、マックスを切り捨ててました。
かっこいいだけじゃなくて、こんな役も似合うようになったんですね。

キャロル役の朝美さん。
きれいだし、歌もうまいし、色気あるし、似合ってます。
この作品は役が少ないので、こうなるしかないのでしょうね。
でもね、やはり、かっこいい男役が観たかった。

ファット・モー(壮年期)は、奏乃さん。
安定の演技。
雪組の組長さん。
安心するし、ほっとする。

コックアイ役の真那さんとパッツィー役の縣 千さん。
ヌードルスの仲間たち。
もう少し活躍の場があればよかったなあと思う。
縣さんは、フィナーレのロケットの圧がすごいw
目が離せなくなり、ほかの組子を観ることができない。

ニック役の綾 凰華さん。
優しいニックがこの作品の癒しとなっていますね。
これは、オリジナルキャラなんでしょうね。
でも、違和感なく溶け込んでいます。

ヌードルスが刑務所に入るきっかけとなった事件で殺される少年がドミニクで、彩海さんが演じています。
相変わらず、演技がうまいし、かわいいし、目立ちます。
これからも楽しみ。

最後にこの公演で退団する組子の挨拶もありました。

舞咲りんさんは、最初は宝塚らしくない娘役だなあと思いました。
ひょうきんすぎてw
でも、歌もうまいし、コメディっぽい演技が実に合っている貴重な娘役さんで、専科に行くのかと思いましたが退団なんですね。
常に明るい雰囲気の方でしたが、思い悩む日々もあったと知り、ほろりとしました。
専科の華形ひかるさんがお花を渡していて、かっこよかったけど、華形さんも退団決まっているんですよね。悲しい。

早花まこさんは、知的で文章も上手な娘役さん。
渋めの演技が好きでした。
組長か副組長になるのかと思っていたので、退団は残念です。


望海さん、真彩さんの退団で、私の中の宝塚の一つの時代が終わる気がします。
割と、真剣に観るようになってからの壮さん、早霧さん、望海さんの雪組時代。
全組観る派だけど、この数年の雪組への思い入れを振り返ると、それが、これからも続くのかな?と思う。
そんなふうに感じ、センチメンタルな私でした。

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